第1回 カーセキュリティーとは?
第2回 車上狙いの現状と対策
第3回 車両盗難の現状と対策
第4回 自分の駐車場も油断禁物!
 
カーセキュリティシステムとは、大切な愛車を守る防犯装置です。
車両盗難や車上狙いからクルマを守るために開発された防犯装置を、カー・セキュリティシステムと呼びます。
例えばクルマが衝撃を受けたり、ドアやトランクをこじ開けられたりした時に警告や警報を発したり、
不正な方法でエンジンが始動されそうになった時に警報を発したり、エンジン始動を防ぐことができます。

なぜカーセキュリティが必要なのか?

どんな車でも、オーナーの思い入れや思い出が詰まっています。
家族と一緒に出かけたり、大切な人とドライブを楽しんだり、
大切な相棒として毎日の通勤を快適にしてくれたり・・・。
車が盗まれるということは、こうした思い出を奪われる、
と言うことなのではないでしょうか?
窃盗組織はビジネスの手段として車を盗み、売りさばいています。
私たちの大切な車を金ずるとしか思っていません。
昨年盗まれた車の台数は、4万6728台。
1日に128台。約11分に1台のペースで、車が消えました。
被害者の方々の、悲痛と怒りの声が日本中にこだましています。
車両盗難は、消して許すことのできない、重大な犯罪なのです。

昨年の車両盗難件数は一昨年より、約1万2千台減少し、6年ぶりに5万台を下回りました。
減少している理由は、警察や関係省庁により、大規模な窃盗組織の検挙が続いていることが考えられます。
しかし、ユーザーの防犯意識の低さを指摘しなければなりません。
自分の車が盗まれる危険性を「全く感じていない」ユーザーは全体の3割。「少し感じている」という
ユーザーと合わせ、約9割のユーザ−は全く、もしくはあまり危険を感じていないのです。
また、車齢別に見ると、古い車になればなるほどオーナーの盗難に対する危機感は薄くなっています。
しかし、初度登録から5年以上経過している車が最も多く盗難に遭っています。
また、「車を離れるときにキーを抜き、ドアロックをしていますか」とういう質問に対し、
全体の1割強が「すぐに戻る時などはキーを付けたまま、ロックもしない」もしくは「あまりしない」と回答。
これだけ車両盗難が呼ばれている時代にあって、この認識の甘さには呆気にとられてしまいます。
大型の窃盗組織の検挙により、盗難件数は一時的に減少傾向にあります。
しかし、車両盗難に対する危機感はあまりに低く、いつまた盗難の被害者が増加し始めるか分かりません。
まずは、「自分は大丈夫」という間違った意識を捨て、きちんとした現状認識が必要なのです。